真菌感染の治療と再発予防にイトラコナゾール

イトラコナゾールは真菌感染の治療薬、及び再発予防薬です。
イトラコナゾールには、真菌の細胞膜成分の生成を阻害する働きがあります。
ですから真菌の成長や増殖を抑制することができるのです。

真菌とは、いわゆるカビのことです。
カビが原因の病気は色々とあります。
イトラコナゾールは内臓真菌症、深在性皮膚真菌症、表在性真菌症、爪白癬等、幅広い症状に用いられています。
イトラコナゾールには液状タイプもあり、液状タイプは真菌感染症はもちろんですが、真菌感染の疑いがある発熱性好中球減少症、好中球減少の疑いのある血液悪性腫瘍、並びに造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防に用いられます。

用法・用量は内臓真菌症と深在性皮膚真菌症の場合、100~200mgを1日1回食後に経口服用します。
表在性真菌症の場合は50~100mgを1日1回食後に経口服用します。
但し、爪カンジダ症、並びにカンジダ性爪囲爪炎の場合は100mgとなっています。
爪白癬の場合は1回200mgを1日2回食後に1週間連続して経口服用し、3週間服用を休みます。
これを1サイクルとし、3サイクル繰り返します。
液状タイプの場合は、1日1回20mLを空腹時に経口服用します。

副作用として報告されているのは、胃の不快感、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、発疹、かゆみ等です。
発疹、かゆみ以外の症状は、主に液状タイプに見られる副作用です。
ただ、この副作用は液剤の添加物が原因であることが多いので、あまり危険ではない副作用です。

ただ、肝臓が悪くなる場合もあります。
重症化することは滅多にないのですが、長期にわたって服用するのならば、念のため、定期的に肝機能検査を受けた方が良いでしょう。

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